【歌ってみた】カットアップとは?実際のやり方解説【初心者向け】

赤沢シュン(@syun_mix)です!

今回はカットアップという言葉の意味と実際のやり方について解説していきます。

『カットアップっていう言葉は聞いたことあるけどどういうものなのか分からない…』

『実際にカットアップする時はどうやってすればいいの?』

このような疑問にお答えいたします。

それでは読み進めていきましょう!

カットアップとは?

それではまずカットアップについて解説していきます。

カットアップとはオーディオファイルの音を切り貼りして新しいフレーズを作り出すことをいいます。

歌ってみたに置き換えるとボーカルの声を切り貼りして新しいフレーズを作り出すということになります。

ボーカルに対して行うカットアップの場合はボーカルチョップとも呼ばれています。

言葉で説明すると難しいですが、カットアップについては実際に聴いたほうが分かりやすいかと思います。

 

例としてCRUSHER-P様の「ECHO」を聴いてみましょう。

この動画の1:08~1:15あたりがカットアップで作られています。

いかがでしょうか?

このように声が連続的に聴こえるようにする加工をカットアップ(ボーカルチョップ)といいます。

カットアップのやり方

それでは実際にこのカットアップをどのようにやっているのか解説していきます。

①楽曲のBPMをDAWに設定する

まずは楽曲のBPMをDAWに設定していきます。

今回は先程の「ECHO」のBPM140に設定します。

この時DAWと楽曲のBPMを同期させる(同じ位置に合わせる)のも忘れずに行いましょう。

BPMの調べ方や設定方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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②カットアップの切り取る箇所をイメージする

カットアップは基本的に楽曲のどこかの部分を切り取って特定の箇所に貼り付けて作り上げます

そのため本家音源を聴いてカットアップはどこの部分を切り取って作られているものなのか、またどうやったら同じように作れるのかということをイメージします。

今回の「ECHO」のカットアップの場合は『エッコーォー』の『ォー』の部分を切り取って作られていると推測できるため、そこに注目して作っていきます。

③ボーカル音源を切り取る

それではここから実際にDAWの分割ツールを使ってボーカル音源を切り取っていきます。

まず素材となるボーカル音源を用意します。

 

もしご自分で録音をする際は特にカットアップを意識することなくいつも通りに歌っていただければ問題ありません。

僭越ながら僕が歌ったものも用意したので参考にしてみてください。(英語苦手ですみません、、)

そして手順②でイメージした箇所を切り取るために、まずDAWの中にある分割ツールを選択します。

そして『エッコーォー』の『ォー』の部分がしっかり切り取られるように分割します。

分割する長さは後で調整できるためそこまで気にしなくて大丈夫です。

またしっかり『ォー』が切り取られているか確認するために別トラックに移動させて単体で聴いてみるといいでしょう。

単体で聴いた時にこちらのような短い『ォ』が出来上がっていれば問題ありません。

④切り取ったボーカルデータを貼り付ける

それではここから貼り付け作業に入っていきます。

先程作成した『ォ』を本家音源のカットアップの位置と合わせて貼り付けていきます。

この時小節や拍のグリッド線に合わせるとタイミングがバッチリ合うので意識するようにしましょう。

実際に聴いてみるとこのようになります。

⑤必要に応じて長さやピッチを変更する

ここまでできればほとんどの曲は完成ですが、今回のECHOの場合は長さとピッチを変更する必要があります。

本家音源を聴きながら適切な長さやピッチに変更しましょう。

これでカットアップは完成です。

最後の仕上げに薄く入っているコーラスを入れたりしてしっかりとMIXをするとこのようになります。(※音量注意)

改めて本家音源をもう一度聴いてみましょう。

いかがでしょうか?

これでだいぶ本家音源に近づいたと思います。

今回の「ECHO」のような比較的なシンプルなカットアップや本家に合わせるカットアップではなく、より複雑でオリジナルのカットアップを行いたい場合はiZotopeから発売されている「Stutter Edit2」というプラグインをおすすめします。
こちらのプラグインは使い方が少し難しいですが、慣れると聴いただけで『MIXがすごい!』と思わせられるようなカットアップを作成することができます。

まとめ

以上がカットアップという言葉の意味と実際のやり方になります。

今回の「ECHO」のように比較的シンプルなカットアップもあれば、もっと複雑な組み合わせのカットアップの曲もあるため、たくさんカットアップを作成して慣れていきましょう。

カットアップに慣れると『この曲はこうやってカットアップを作っているな』というのが感覚で分かってくるようになります。

カットアップが必要となる曲はそこまで多くないですが、いざという時に必要なのでしっかり身に付けておきましょう。

それではまた!

 
 

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