【プロが厳選】歌ってみたMIXにおすすめの有料DAWソフト6選

今回は歌ってみたMIXにおすすめの有料DAWソフトを紹介していきます!

『これからMIXを始めようと思っているけど何を選んだらいいか分からない…』

『今まで無償のDAWを使っていたけどもっと良いソフトを見つけたい!』

このような方々におすすめの記事となっております。

それでは読み進めていきましょう。

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DAWとは?

まず始めにDAWについて解説していきます。

“DAW”とはDigital Audio Workstationの略で簡単に言うと「主にPC上で音楽制作をするためのソフト」です。

呼び方は人それぞれですが一般的には「ダウ」と呼ばれることが多いです。

よく似た言葉で”DTM”がありますが、これはDesk Top Musicの略で「主にPC上で音楽制作をする行為」です。

紛らわしいですが混合しないように覚えておきましょう。

 

このDAWですが音楽制作といっても幅広く、録音・編集・MIX・マスタリングなど歌ってみたで必要なほとんどの作業を行うことができます。

そのため歌ってみたを始めるにあたっては必ず必要となってくるソフトになります。

DAWの選び方

ではこの歌ってみたに必須のDAWですがどのように選んだら良いのでしょうか。

選ぶ際に注意するポイントについて解説していきます。

①得意なこと

いくつかあるDAWソフトですがそれぞれに特徴や得意なことがあり、EDM(ダンスミュージック)制作が得意だったりライブパフォーマンスが得意なソフトが存在します。

音楽制作をする方であればこういった特徴や得意なことが自分のやりたいことと合っているのかを確認して選ぶと良いでしょう。

ですが今回のタイトルである「歌ってみたMIX」に焦点を置いた時には上記のようなことは不要になってきます。

そのため操作性が良く、歌ってみたMIXに必要な要素が含まれているDAWを選ぶことをおすすめします

②グレード

DAWの中にはグレードというものが存在します。

基本的にグレードが高いほどできる作業が増えるため、なるべく高いグレードのものを選ぶと良いでしょう。

後から『この機能が欲しかったのに付いていなかった…』ということが無いように購入する前にはしっかりと確認しておきましょう。

③特有の機能

DAWそれぞれには操作性の違いはありますが、基本的にどのDAWを使っていたとしても行う作業としてはほとんど違いがありません。

ですがそれぞれのDAWにはそのDAW特有の機能やツールがあることがあります。

『このDAWだけにあるこの機能を使いたい!』というものがあればそのDAWを選ぶと良いでしょう。

④価格

これは言うまでもないですが、できるだけ低価格で高品質のDAWを選びたいですよね。

ただ低価格と言っても無料のDAWやグレードの低いDAWではできる機能が限られてしまうことがあります。

そのためこれから歌ってみたMIXを頑張っていきたいのであれば、予算より少し背伸びするぐらいのDAWを選ぶと良いと思います。

歌ってみたMIXにおすすめのDAW6選

それでは一般的に使用されているDAWの中から歌ってみたMIXをする際におすすめのDAWを6つ紹介します。

①Cubase

・国内で圧倒的シェア率を誇る

 

・数多くの有名歌い手・ボカロPが使用している

・60以上のエフェクトプラグインを付属(Pro・Artistのみ)

・ピッチ補正ツール「VariAudio 3」付属(Pro・Artistのみ)

・機能が豊富

・使用アーティスト⇒中田ヤスタカ、岡崎体育、Reol等

こちらはSteinbergからリリースされている国内で圧倒的シェア率を誇るCubaseです。

歌ってみたMIXをされている方の半数以上は使っている印象があります。

ユーザーが多い=分からないことがあれば聞いたり調べたりすれば解決できるというメリットがあります。

グレードはPro・Artist・Elements・AI・LEの5つがありますが、おすすめはProArtistです。

この2つのグレードには「VariAudio 3」というピッチ補正ツールが付属されています。

ピッチ補正ソフトとして有名な「Melodyne」や「Auto-Tune」もおすすめですが、VariAudioも操作性が良く補正時の劣化も少ないためおすすめです。

『みんなと同じDAWを使ってMIXをしたい』という方には特にCubaseをおすすめします。

ちなみにShated Studioの両名もCubaseを使用しています。

CubaseのPro・Artistを使用する際には別途「USB-eLicenser」というUSB型ライセンスキーが必要となります。
初めてCubaseを導入する際にはこちらも忘れずに購入しておきましょう。

 

※2022年3月追記:2022年3月に発売されたCubase12ではこの「USB-eLicenser」が不要となりました。
 そのためバージョン11以前を購入する場合のみ一緒に購入しておきましょう。

②Studio One

・近年使用率が右肩上がり

 

・シンプルなデザインで操作性が良い

・動作が軽く、安定している

・ピッチ補正ソフト「Melodyne essential」付属(Professionalのみ)

・使用アーティスト⇒millennium parade、Chara、砂原良徳(電気グルーヴ)等

こちらはPreSonusからリリースされているStudio Oneです。
こちらのDAWは他のDAWに比べ、比較的歴史が浅いDAWになります。
ですがDAWの中でも一番と言っていいほど操作性が良く、扱いやすいという点から近年使用率が急上昇しています。
グレードはProfessional・Artist・Primeの3つがありますが、おすすめはProfessionalです。
こちらのProfessionalにはピッチ補正ソフトとして有名な「Melodyne」を付属しているため、ピッチ補正ソフトを持っていない方には非常におすすめです。
グレードはMelodyneの中でも最も低いEssentialですが基本的なピッチ補正であれば行うことができるため、ひとまず使ってみて「もっと機能が欲しい!」ということであればアップグレードという流れで良いと思います。

③Logic Pro

・DAWの中でも異常なほど価格が安い

 

・Macユーザーの多くが使用している

アップグレードが無料で行える

・付属プラグインが優秀

・使用アーティスト⇒Ayase(YOASOBI)、宇多田ヒカル、Billie Eilish等

こちらはAppleからリリースされているLogic Proです。
Logic Proは価格が税込24,000円とDAWソフトとしては異常なほど低価格のDAWです。(2021年6月現在)
しかも他のDAWでは新しいバージョンが出た際のアップグレードがほとんど有料なのに対し、Logic Proは無料で行うことができます。
そのため常に最新の状態でMIXをすることができるという強みがあります。

 

1つデメリットとして挙げるならMacユーザーでしか使えないという点です。
最近になって価格も下がってきましたが、それでもまだコスパの良いWindowsを使用している方が多いと思います。
使える方は限定されてしまいますが、Macユーザーであれば低価格で高機能なLogic Proをおすすめします。
こちらの公式HPから購入することができます。

④Pro Tools

・サブスクリプション版がある

 

・レコーディングスタジオで使用されていることが多い

・プロ(特にレコーディングエンジニア)を目指している方におすすめ

・使用アーティスト⇒福山雅治、小室哲哉、TAKUYA∞(UVERworld)等

こちらはAVIDからリリースされているPro Toolsです。
Pro Toolsは音楽業界標準DAWとも言われており、プロの現場で使われることが多いDAWです。
多くのレコーディングスタジオでも採用されているため、自宅やスタジオで作成したプロジェクトを持ち出せるというメリットもあります。
 
またPro Toolsには他のDAWにはない要素としてサブスクリプション版があります。
買い切りではなく1年間のサブスクリプション契約を結ぶことで、試しに1年間使用してみるといった使い方もできます。
プロを目指している方や1年間試しに使ってみたいという方であれば持っておくことをおすすめします。

⑤FL Studio

・アップグレードが無料で行える

 

・比較的安価で購入できる

・打ち込み作業が簡単に行える

・使用アーティスト⇒Avicii、Martin Garrix、Aflojack等

こちらはIMAGE-LINEからリリースされているFL Studioです。
FL StudioはEDM(ダンスミュージック)制作をする方には大人気のDAWで、打ち込みやLOOP(繰り返し)パターンの作成を簡単に行うことができます。
ただ歌ってみたMIXをする際には不必要な要素のため、今後楽曲制作にも力を入れていきたいという方にはおすすめです。
グレードはSignature・Producer・Fruityの3つがあり、おすすめはSignatureです。
 
また先程紹介したLogic Pro同様、低価格でアップグレードが無料という点も魅力の一つです。

⑥Ableton Live

・ライブパフォーマンスが得意

 

・動作が安定している

・打ち込み作業が簡単に行える

・使用アーティスト⇒Skrillex、TeddyLoid、tofubeats等

こちらはAbeletonからリリースされているAbleton Liveです。
Ableton LiveはDJやトラックメイカーに大人気のDAWでライブパフォーマンスとして使用されることが多いです。
先程のFL Studio同様、今後楽曲制作もしていきたいという方であれば持っておくと良いでしょう。
グレードはSuite・Standard・Introの3つがあり、おすすめはSuiteStandardです。
 
またAbleton Liveは動作が安定しているDAWとしても有名です。
動作が安定している=フリーズする可能性が低いので編集中のデータがクラッシュしてしまったりということはほぼ無いでしょう。
 

まとめ

以上が歌ってみたMIXにおすすめの有料DAWソフト6選になります。

それぞれのDAWの特徴や機能が自分がやりたいことと合ってるか確認し、最適なDAWを選ぶようにしましょう。

個人的なおすすめとしてはCubaseStudio Oneです。
どちらのDAWも直感的な操作で行うことができ、歌ってみたMIXに適している機能も多く備わっているためおすすめです。
自分に合ったDAWを選んでより歌ってみたMIXのクオリティを高められるよう頑張りましょう!
それではまた!

 

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