赤沢です!
今回は予算3万円以内で揃えるおすすめの歌ってみた機材を紹介していきます!
『これから歌ってみたを始めたいと思っているけどあまり費用はかけたくない…』という方も多いかと思います。
そこで今回は予算3万円以内という制限の中でベストな機材をピックアップしてみました。
これさえ揃えればばあなたもすぐに歌ってみたデビューができます。
それでは読み進めていきましょう!
歌ってみたに必要な機材
まず始めにPCで歌ってみたをする際に必要最低限の機材は下記になります。
- PC
- マイク
- マイクケーブル
- オーディオインターフェース
- DAW(録音ソフト)
そして必ずしも必要ではないけどあると尚良い機材はこちらになります。
- ヘッドホン
- マイクスタンド
- ポップガード
- リフレクションフィルター
今回はこれらの機材の中から予算3万円内という制限のため、PCとリフレクションフィルター以外の7点に絞って紹介していきます。
ただPCでしっかりとした機材を使う方が圧倒的に音質が良いため、可能な限り上記の機材を揃えることを目標にしましょう。
iPhoneで歌ってみたを始める方法の詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
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予算3万円以内のおすすめ機材
それではここから実際の機材について紹介していきます。
マイク
audio-technica AT2020
- 指向性・・・単一指向性
- 周波数特性・・・20~20,000Hz
- 出力インピーダンス・・・100Ω
- 感度・・・-37dB
- 最大入力音圧レベル・・・144dB S.P.L.
- S/N比・・・71dB以上
- 電源・・・ファンタム電源48V
- 消費電流・・・2mA
- サイズ・・・直径52mm、長さ162mm
- 重さ・・・345g
- 付属品・・・専用スタンドマウント、マイクポーチ、変換ネジ
- 価格・・・税込10,773円(2021年6月現在 Amazon価格)
こちらは日本が誇る音響機器メーカーaudio-technicaから発売されているコンデンサーマイクAT2020です。
コンデンサーマイクとは主にレコーディング用途として使用されるマイクのことで、主にライブ用に使用されるダイナミックマイクと比べ、集音可能な周波数が広い=低域から高域までしっかり拾ってくれる ものが多いです。
AT2020はコストパフォーマンスが高く、入門用のマイクとしてとても人気があります。
僕も実際にこのマイクを使用して歌ってみたの投稿をしていました。
音質に癖が少なく、低域から高域まで非常にクリアな再現ができるため、初心者・経験者問わず評価を得られるマイクだと思います。
価格は2021年6月現在、税込10,773円です。(Amazon価格)
なるべく宅録環境を良くした上で録音を行うようにしましょう。
部屋鳴りを少なくする方法についてはこちらの記事で解説しています。
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マイクケーブル
audio-technica キャノンケーブル ATL458A
- ケーブル形状・・・XLR
- ケーブル長さ・・・3m
- 価格・・・税込2,145円(2021年6月現在 Amazon価格)
こちらもaudio-technicaから発売されているマイクケーブルATL458Aです。
XLR端子を採用しているため後述するオーディオインターフェースに問題なく接続することができます。
このマイクケーブルはOFC(無酸素銅)と呼ばれる解像度の高いケーブルを採用しているため、ボーカルの音を忠実に再現してくれます。
長さは3m・5mのものがありますが、後ほど紹介する卓上マイクスタンドに接続するのであれば3mのもので十分足りると思います。
価格は2021年6月現在、税込2,145円です。(Amazon価格)
オーディオインターフェース・DAW
Steinberg UR12 / Cubase AI
- 音質・・・24bit/192kHz
- 対応デバイス・・・Mac、Windows、iOS
- 接続端子・・・MIC(XLRコネクター)×1、Hi-Z×1、LINE OUTPUT(RCA)×2、PHONE×1、USB2.0端子×1、5pin microUSB端子
- サイズ・・・幅159×奥行144×高さ46mm
- 重量・・・850g
- 付属DAW・・・Cubase AI
- 価格・・・価格・・・税込9,180円(2021年6月現在 Amazon価格)
こちらはSteinbergから発売されているオーディオインターフェースUR12です。
オーディオインターフェースとはPCとマイクを接続するために必ず必要となる機器です。
その中でもこちらのUR12は圧倒的なコストパフォーマンスで多くの方に使用されています。
安価ながら24bit/192kHz対応でマイクプリアンプ「D-Pre」を搭載しており、オーディオインターフェースとして申し分無い実力を持っています。
またループバック機能(PCから出力される音をマイクと一緒に入力できる機能)もあるため、ライブ配信でも大活躍します。
個人的に一番魅力的な点はUR12を購入すると一緒に付いてくる「Cubase AI」というDAWソフトです。
DAWとはDigital Audio Workstationの略でMIXをするにあたり必ず必要となってくるソフトです。
このオーディオインターフェースを購入するだけでDAWも一緒に揃えることができるためとてもお得です。
Cubaseシリーズの中でも低めのグレードのため機能に制限はあるものの、歌ってみたの録音や簡単なMIXをするだけであれば十分な機能が揃っています。
価格は2021年6月現在、税込9,180円です。(Amazon価格)
ヘッドホン
audio-technica ATH-M20x
- 型式・・・密閉ダイナミック型
- ドライバー・・・φ40mm、CCAWボイスコイル
- 出力音圧レベル・・・96dB/mW
- 再生周波数帯域・・・15~20,000Hz
- 最大入力・・・700mW
- インピーダンス・・・47Ω
- 質量(コード除く)・・・190g
- プラグ・・・φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
- コード・・・OFCリッツ線3mコード
- 付属品・・・φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイプラグ
- 価格・・・税込5,855円(2021年6月現在 Amazon価格)
こちらもaudio-technicaから発売されているモニターヘッドホンATH-M20xです。
モニターヘッドホンとはモニタリング専用のヘッドホンでリスニング用途の通常のヘッドホンと異なり、広帯域でフラットなモニタリングをすることができます。
本格的なMIXをするのであればより性能の高いヘッドホンが必要ですが、レコーディングの際に使用するだけであれば十分なヘッドホンだと思います。
価格は2021年6月現在、税込5,855円です。(Amazon価格)
マイクスタンド・ポップガード
KTSOUL マイクスタンドセット
- セット内容・・・マイクスタンドx1、ポップガードx1、マイクホルダー(小)x1、ショックマウントx1、固定クランプ、収納巾着袋x1、ケーブルバンドx3、変換アダプタx1、説明書)
- 価格・・・税込1,480円(2021年6月現在 Amazon価格)
こちらはAmazon限定でKTSOULから発売されているマイクスタンドセットです。
手持ちマイクで録音すると振動によるノイズが発生しやすいため、マイクスタンドは設置した方が良いです。
ポップガードは「ポップノイズ」と呼ばれるハ行やパ行を発音した時に起こる「ボフッ」というような息の音を軽減するために必要なアイテムです。
この商品は低価格でありながらマイクスタンドだけでなく、ポップガードまで付いているためおすすめです。
卓上マイクスタンドのためスペースがあまり必要なくても設置できるのが魅力の一つです。
またマイクとマイクスタンドが振動した際に発生するノイズ軽減のために必要なショックマウントも付属されています。
これさえ購入しておけば今後どのようなマイクを購入したとしても対応できるでしょう。
価格は2021年6月現在、税込1,480円です。(Amazon価格)
まとめ
いかがだったでしょうか。
以上が予算3万円以内で揃えるおすすめの歌ってみた機材になります。
ここまでの紹介した機材の合計金額を算出してみましょう。
- マイク・・・ audio-technica AT2020 ⇒ 10,773円
- マイクケーブル・・・audio-technica キャノンケーブル ATL458A ⇒ 2,145円
- オーディオインターフェース・・・Steinberg UR12 ⇒ 9,180円
- DAW・・・Cubase AI ⇒ 0円(UR12付属)
- ヘッドホン・・・audio-technica ATH-M20x ⇒ 5,855円
- マイクスタンド・・・KTSOUL マイクスタンドセット ⇒ 1,480円
- ポップガード・・・KTSOUL ポップガード ⇒ 0円(マイクスタンドセット付属)
合計・・・29,433円
なんとか3万円以内に収めることができましたね(笑)
趣味で歌ってみたを始めたい方にとっては機材にお金をかけるのはなかなか難しい方もいるかと思います。
そのためまずはこの3万円以内で揃う機材からスタートして、より本格的にやっていきたいと思ったら段々機材のグレードを上げていくという形でもいいと思います。
今後も3万円以内だけでなく、5万円や10万円以内という制限の中で機材選びをする記事も書いていこうと思います。
それではまた!