【間違いだらけ!?】MIX依頼時の正しいデータ形式と渡し方まとめ

D_MIXです!

今回は「MIX依頼時の正しいデータ形式と渡し方」についてまとめていきたいと思います。

一見初心者の方向けの内容に思えますが、

「熟練者の方でも間違えることがものすごく多い内容です!」

知らず知らずのうちにMIX師さんを困らせてしまっている場合もあるので、是非今回の記事で抑えて頂ければと思います!

今回の記事は、

MIX依頼時に渡すデータについて特化した記事になります。

MIX依頼時の全体的な注意事項まとめ はこちら↓
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歌ってみたの始め方必要な道具 についてはこちら↓

MIX時に必要なデータ

まずは歌ってみたのMIX依頼時に必要なデータについてです。

基本的に必要なデータは下記の2つになります

  • inst(カラオケ音源)
  • 録音したボーカル音源(メイン・ハモリ&コーラスパート)

ハモリやコーラスを録音していない場合は無しで大丈夫です!

データはたった二種類しかありませんが、注意する点はいくつかあるので一つずつ見ていきましょう!

絶対に守りたい7つのチェック項目

どれもMIX依頼をする上での必須項目なのでしっかりと抑えていきましょう!

頭出しを行う

頭出しとは、

inst(カラオケ音源)とボーカルのタイミングを合わせることを言い、

歌のない無音部分も含めてボーカルを書き出すこと を指します。

例えば、3:00の曲だったら、頭出ししたボーカル音源もぴったり3:00の長さで書き出すことになります。

正しく頭出しができている音源をDAW上で読み込むと下記ようになります。

歌っていない無音(波形が無い)部分もしっかりと書き出されていると思います。

この頭出しはMIX師にデータを提出する際に”必須”になります!

必ず行ってからMIX師さんにデータを渡すようにしましょう!

頭出しをされていない場合でも、最悪MIX師側でタイミングを合わせてデータを配置することは可能です。

しかしそうなってしまうと、依頼主の方が「タイミングに少しタメを作って歌った場合」や「1番の間奏部分にアレンジのコーラスを入れた場合」でも、MIX師側は全くそれを知らないので、トラブルに繋がる可能性が非常に高いです。

そもそも、頭出しは録音を行った方がする必要のある作業であり、頭出しをせずにデータを送ってしまうことはすごく失礼な行為でもあるので、MIX依頼をされる方はしっかり知識として覚えておきましょう!

実際の頭出しのやり方についてはこちらの記事にまとめているのでチェックしてみてください。

instとボーカル音源は別々で書き出す

時々、一緒に書き出してしまっている方がいますが、

絶対にNGです。

これをしてしまうと、MIXすること自体できません。

下の画像のように、必ずパート毎に書き出してからMIX師さんに渡しましょう!

声と声が被らないように書き出す

アップテンポな曲だったりすると、どうしても分けて録音しないと歌えない部分があるかと思います。

分けて歌うことは全く問題ないのですが

1つのトラック内でボーカルの声が重なってしまうのはNGです。


下の画像のようにボーカルの声と声が被っている部分は、”必ず”トラックを分けてから1トラックずつ書き出すようにしましょう!

時々、被らないように主旋律を10個以上のトラックに分けてしまっている方がいらっしゃいますが、あまり分けすぎてしまうと今度は作業時にまとめるのが非常に大変になってしまいます。

また、ファイルの送り忘れなど依頼者・MIX師の双方にデメリットが発生してしまうため、特別な理由がない限り

1パート→2~3トラック以内

で分けるのがおすすめです!

ほとんどの場合、上述の画像のように互い違いに配置すれば、2トラックで収まるのでご参考ください。

データの形式はできる限りwav

録音した音源を書き出す際は必ず

サンプリングレート:44100Hz 以上/ビット深度:16bit以上の WAV形式

で書き出しましょう!

mp3でもMIXをすることはできますが圧倒的に音質が劣ります。
できる限りwavで提出しましょう!

INSTはステレオ、ボーカルはモノラル

こちらはとても多いミスなのですが、

ボーカル音源を録音・書き出し・提出する際は、全て必ず『モノラル』で行いましょう!

非常に多いミスが故に、これができていたらMIX師さんに

「この人、わかってらっしゃる・・・!!」

と思われるかもしれません(?)

下の画像のように

INSTは2本線、ボーカルは1本の線

 になっていれば問題ありません!

MIX依頼経験がある方は、これまでに提出したデータがこの形式になっていたか一度チェックしてみましょう!

エフェクトは全てOFF

音源にエフェクトがかかっているとMIX作業を正常に行うことができません。

そのため、音源を書き出す際は、

リバーブやイコライザー等のエフェクトは必ず切りましょう!

エフェクトが何もかかっていない状態のことを『ドライ』とも言います。
MIX師さんから「ドライな音源をください」と言われることもあるので、その時はエフェクトを全てOFFにした音源を渡しましょう!

音源を提出する前に必ず再チェック

ここまで書いてきたルールをしっかり守って提出したつもりでも、

気づかぬ内にミスをしてしまっていることがあります。

具体的には

  • 音源が途中で切れている
  • 違うトラックを選んで書き出している
  • ミュート(無音)になったまま書き出している

もし本家に無いアレンジ入れていたとしても、その部分が切れてしまっていたらMIX師さんは気付くことはできません。

そのままMIXをしてしまって完成音源を受け取ってみたら・・・

ということにもなりかねませんので、
そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、

音源を提出する前に必ず書き出した音源の再チェックをしましょう!

準備したデータの渡し方

お疲れさまでした。

ここまで来たら、あとは準備したデータを提出するのみです!

提出の方法はいろいろとありますが、今回は最も定番なやり方をご紹介します。

まずはZIPファイルにまとめる

歌ってみたのMIXの場合、最低でも提出するデータは2つあると思います。

また、多い場合は10個以上になることもあります。

それらをバラバラに渡してしまうと、音源の確認や管理がものすごくやりづらいので、

複数のデータはZIPファイルでまとめてから提出しましょう!

やり方は下の画像の通りです。

Windows 10 の場合

Mac の場合

あとは待つだけでZIPファイルが完成します。

とても簡単なのでサクッと終わらせましょう!

ファイル転送サービスを使う

最後に準備したデータの送り方です。

基本的に準備したデータは

・ギガファイル便 → https://gigafile.nu/

などのファイル転送サービスを利用するのが簡単でおすすめです。

アップロードが完了したら、下の画像のURLをMIX師さんに送れば完了です!

とても簡単なので、是非使ってみてください!

まとめ

以上が『MIX依頼時の正しいデータ形式と渡し方』になります。

今回ご紹介した内容は

MIX依頼時に必ず行うべき内容

になります。

しっかりとルールを守って、MIX師さんと気持ちの良いやり取りをしましょう!

Shated StudioでもMIX依頼を承っておりますので、
是非お気軽にお問い合わせくださいませ!

それではまた!

 

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